Negative Capability
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ネガティブ・ケイパビリティ、答えの出ない事態に耐える力
ネガティブ・ケイパビリティ(negative capability 負の能力もしくは陰性能力)とは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」をさします。
あるいは、「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」を意味します。
ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)
なるほどなあ。たしかに、解けるものなら解いてしまってさっさと楽になりたい誘惑は常にあると思う。ぼくらは、わかった気になりたい。単純化の罠、ガビンディとビブリシャス、人と行為の固定化は分断のリスクをはらんでいる。
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@tokoroten: 大企業でよくある「情報が下りてこない」ってのは、不確実耐性の低い人のところに情報を下しても有益ではないどころか有害なので、情報を秘匿するわけで…… なのでまぁ、出世するには不確実耐性を高めて、そっち側のインナーサークルに行けるようにするのが手っ取り早かったりする
これな〜。ぼくは情報が共有されていないと「なめられている」あるいは「信頼されていない」と捉えてしまう傾向があると自認していて、なので情報の透明性の高い組織運営を好む。ただ、なにかあるたびにワーワーキャーキャーと喚く人々が発生すると情報共有されなくなる方向に進んでしまうよな、というのも理解していて、せめて自分のネガティブ・ケイパビリティを高く持っていたいと願いながら過ごしてきたのだな…と整理できた。「じゅーんさんになら、話しても大丈夫だろう」と思ってもらえるようにふるまってきたつもり。
多くの情報を有している人々には、それらを共有してほしいと期待する
情報の共有を受ける立場の人々には、ネガティブ・ケイパビリティをもって受け止めてほしいと期待する
みんなで協力してよい循環をつくることでしか、情報の巡りは促進されない。そのように自分は考えていそう。
以前に情報が共有されなくなる悪循環というページにまったく同じようなことを書いていた、とあとから気付いた。